フェイスブック、インスタグラム、ツイッターなどSNSの普及で、料理を撮影する機会も増えました。
せっかくならキレイに料理を撮りたいところですよね。
でも一眼レフカメラ初心者は、どうすればキレイな料理写真が撮影できるでしょう?
一眼レフカメラ初心者でも簡単な料理写真の撮り方をご紹介します。
一眼レフカメラの料理撮影で大切なこと
料理を撮影する時にもっとも大事なことは「光」です。
料理は自然光で撮影するのが良いので、理想的なのは太陽の光に当てながらの撮影になります。
とはいえ料理は屋内での撮影が多いもの。
太陽の光が料理に当たりにくいこともあるでしょう。
なので、直射日光ではなく反射で構いません。
あと撮影のポジショニングとしては、窓際に寄ってレースのカーテンなどで、少しだけ遮ってあげると、ちょうど良い光の加減になります。
自宅ならこれでいいでしょうが、外食の場合にはそうはいきません。
運よく窓際の席か、窓が大きなお店なら別ですが、太陽光を求めるのは難しいこともあります。
なので、ホワイトバランスの調整して対応するのがコツです。
一眼レフで料理撮影するときのホワイトバランス
ホワイトバランスとは、白いものが白く写るように、色の補正をする機能のこと。
外食の料理を撮影するときは、ホワイトバランスの調整をオートにせず、マニュアルでその場の環境に合わせて自分で調整してあげましょう。
だいたいの場合は「電球」か「蛍光灯」モードです。
それに合わせてホワイトバランスをセットし、一枚撮ってみて色味を確認してください。
ホワイトバランスを調整するだけでも、料理がぐっと美味しそうに見えますよ。
一眼レフで料理撮影時のフラッシュ
内臓のフラッシュを使う方もいますが、料理撮影では厳禁です。
フラッシュを使うと料理の色がくすんで見えてしまいます。
店内が暗すぎる場合は無理ですが、固定するなり、しっかりホールドするなりして、手ぶれを起こさないように注意しましょう。
料理撮影の構図
また、意外と多いのが料理に近すぎる写真です。
意図的にアップにしているならいいのですが、基本的に料理はある程度の距離を取った方がキレイに見えます。
全体にピントを合わせるような感覚で撮るのがいいでしょう。
ただ、それだと写真的に面白みがないこともあります。
なので意図的に寄ってみるのも、もちろんアリです。
もし不要なものが写ってしまう場合などは、撮る前にどかせるよりも後から画像編集でトリミングした方が楽です。
まずは被写体をキレイに撮ることを考えましょう。
料理はどんなものであれ光のバランスがとても重要です。
ホワイトバランスの調整を意識するだけでも、かなり仕上がりは変わってきます。
コツさえ掴めば一眼レフカメラ初心者の方でも、簡単にキレイな料理の写真が撮れますよ。