背景写真と言えば夜景、と言えるくらい代表的な被写体です。
暗い夜の撮影は難易度も高いのですが、初心者でも綺麗な夜景を撮影できるコツを紹介します。
まず、夜景撮影時には必ず三脚を用意しましょう。
というのも夜景を撮影する時は、シャッタースピードを遅くする必要があります。
シャッタースピードを遅くすると、その結果として手ぶれしやすくなってしまいますから。
かといってシャッタースピードを早くすると、キレイに撮るための光が十分取り込めません。
だから、三脚を使ってカメラを固定することが大切なのです。
三脚を使わずに、手で固定して夜景撮影をするのはとても難しくなります。
三脚が使えない場合は、画質が少し劣ってしまいますが、ISO感度を上げて対応しましょう。
これなら手ぶれを防げます。
準備ができたら絞り気味の状態で、シャッタースピードを調整しながら撮影していきます。
夜景はいきなり綺麗に撮るのは難しいです。
シャッタースピードを調整しながら、最適な設定を見つけることが重要になります。
「ある程度は撮ってみないとわからない」と考えて、撮りながら少しずつ理想的な設定を探っていきましょう。
一言で「夜景」と言っても、状況はその場その場、その時その時でまったく違います。
なので、撮影ごとに最適な設定も変わってきます。
注意点として、夜景撮影時のフラッシュは不要です。
夜景と一緒に人も撮るなら別ですが、夜景だけを撮るならフラッシュを使っても意味がありません。
基本的にはカメラをしっかりと固定し、シャッタースピードを遅めにしておけば失敗は減らせます。
後は細かい微調整をするだけ。
慣れるまでは少し難しく感じますが、作業に慣れれば夜景撮影を成功させやすくなります。